ダイビングで「ロスト」したときの対処法【実体験アリ】
ロスト,それは誰にでも起こり得る恐怖。
なんてね・・・笑
こんにちは!そしてお久しぶりです!
JOJO's Diving Log!! 管理人のJOJOと申します♪
前回の更新から時間が空いてしまいましたが,
ちゃんと情報収集をしてまいりました!!
というわけで!
本日は,表題にもある通り
「ロスト」,いわゆる水中で迷子になってしまった時の対処法について,
実体験も交えながら解説していきたいと思います!
ロストが怖くてダイビングに苦手意識がある,という方に,
少しでもプラスになれば嬉しいと思います!
それでは,参ります♪
実体験その①「ボートポイントでのロスト」
この記事を執筆している時点(2019/8/27)で380本潜っている僕ですが,
実はロストの経験が2回あります.
一回目ですが,ボートポイントでロストしてしまいました・・・.
その時は,サークルの仲間と冬場にダイビングをしていたのですが,
インストラクターさんの後ろで,後輩とバディを組んでおりました.
冬場で海も寒いため,ドライスーツという装備を着ていたのですが,
このドライスーツがなかなか曲者でして・・・
操作に慣れないと,給気・排気のタイミングが難しいのです.
この後輩も操作に慣れておらず,
給気(スーツ内に空気を入れて浮力を調整する)をし過ぎた結果,
水面へと浮いてってしまいました.
そこで,後輩を助けるため僕も水面まで上がり,
後輩を引っ張って水中へと戻したのですが...
戻った時にはもう遅く,インストラクターさんとはぐれてしまいました.
これが一回目のロストです.
実は昔記事にしておりましたので,より詳しく読みたい方はどうぞ↓↓
実体験その②「視界不良でのロスト」
実は記事を書いている1か月前に起こったホヤホヤな体験談なのですが(笑)
二回目のロストは,視界不良が原因でした.
この時,実は台風が数日前に通過した場所でして,
うねりが残っている場所も多い中で,なんとかオープンした場所でした.
水中は,台風のせいで海底の砂が巻き上げられ,
透明度がなんと1~3m !!
手を伸ばした距離までしか見えない!という,
非常に視界の悪い状態でした.
そんな中で何とか2本は潜ったのですが,
3本目,エントリー直後に他のチームとバッティングしてしまい,
最後尾で入った僕は・・・
バディもろとも見失ってしまいました...
これが人生二回目のロストでした.
さてさて,ここまでロストした経験しか話してこなかったので,
読んで下さっている貴方の不安を倍増させてしまったかもしれません.
では次に,ロストをしてしまった時の対処法について,
しっかり解説していこうと思います!!
ロストをしたときの対処法
では,ロストしたときどのように対処をするかについて,
私が教わった方法を解説いたします.
一言で申しますと,
「その場で 1分 周りを探し,見つからなかったらゆっくり浮上」
という方法です.
水中で迷子になったと思ったら,
まずは冷静になり,その場で周囲を確認してみて下さい.
岩の陰で見えなかったとか,案外近くにいる場合もあります.
人を探すのではなく,
吐いた泡が出ている場所を探す
というのも手です!
また,ライトを持っているのであれば,
周囲を照らして確認してみましょう!
貴方がいないことに気づいたバディが,照らしてくれている場合もあります!
次に,探してもなかなか見つからない場合・・・
この場合,水中にずっと留まってしまうとエア切れの可能性もありますので,
一旦水面に出て,仲間がいないかどうか確かめましょう!
水面に出るときは,できるだけゆっくり上がるようにしましょうね!
深場にいたなら,安全停止も忘れずに!!
水面に上がったら,その場所が船の航路でない場合は
そのまま落ち着いて,仲間が合流してくれることを待ちましょう!
もしくは,エキジット口が近いのであれば,上がってしまってよいかもしれません.
これが,僕がインストラクターの方に教わったり,自分で学んできた対処法です♪
まとめ:まずは仲間と対処法を共有しておこう!
ということで,ロストしたときの対処法について,
僕が学んだ方法を解説いたしました.
いかがでしたでしょうか?
少しはお役に立ちましたでしょうか?
そして最後に,
ロスト時の対処法は,是非潜る仲間で共有しておきましょう!
潜る人によっては,
「もっと長く水中で探す」だとか,
「その場でじっとしている」などなど
対処法が異なるかもしれません.
私の対処法についてもあくまで一例ですので,
「今回のダイビングでは,ロストしたらこうしておく」
といった確認を,事前にしておくのも非常にいいと思います!!
と言いつつ・・・
一番いいのは,ロストしないこと なんですけどね!!
ということで,ここまでお読み下さりありがとうございました!!
それでは,また!
Enjoy~♪