これを読めばカンペキ!「初めてのOW講習」3日間の流れを解説!
OW講習って何やるの??
どうもこんにちは!!JOJO's Diving Log !! 管理人のJOJOです!!
ダイビング,やりたいかぁ~~~!!??
\ オォーーー!!!/
ということで,いつも以上に元気に始めてみました(笑)
今回の記事では,
ダイビングを始める用意ができた!!ダイバーになる準備もできた!!
だけど,ダイバーになるには講習を受けるって聞いたけど,何するの??
というあなたのために,まず最初に受けることになる
「OW(オープンウォーター)講習」
について,詳しくまとめてみました♪
ここに書いてある流れを事前に頭にいれておくだけで,当日の講習の進み具合がかなりスムーズになります!!
何事も,予習は必要ですよね!!(*^_^*)
また,ダイビングはやってみたいけど,どういう講習をやるんだろう・・・と興味があるあなたも,是非是非この記事に目を通してみてくださいね!!
というわけで,悩めるあなたのためのプレOW講習,はじまりはじまり~
※この記事はPADIというスキューバダイビング団体で行う講習をもとに内容をまとめています.その他の団体で講習を受ける場合でもためになる内容かと思いますので,一度お目通し下さい!(^^)
- まず「OW講習」ってなに?
- 事前にやっておくこと:テキストの予習・Knowledge Review(章末問題)
- 学科講習・テスト
- 1日目:限定水域(プール)ダイブ
- 2日目:海洋実習①
- 3日目:海洋実習②
- まとめ:まずはイメージを持っておくことが大切!
まず「OW講習」ってなに?
OW(オープンウォーター)とは,開かれた水域,つまりは海洋のことを指します.平たく言えば,OW講習は「海で潜れるようになる認定証をもらうための講習」です!
この「海で潜れるようになる認定証」のことを,Certification-Card,Cカードと呼ぶのです.
OW講習を修了するとPADIからCカードが発行され,晴れて「オープンウォーター・ダイバー」として世界中の海で潜ることができるんです!!
ちなみにこのOWダイバーとして認定されると,
- 昼間の比較的穏やかな水域で,バディと一緒である
- 水深18mまでの範囲で,かつ減圧停止をする必要のない範囲である(深い所に長く居ちゃダメ)
- 頭上に障害物がなく直接水面まで出られる環境である
といった条件内でダイビングを楽しむことができます!!
次に,OW講習の概要について.
この講習は全3日間の日程で行われ,最初の1日は限定水域ダイブ(プールで練習),後の2日間は海洋実習(海に出て実践)という構成になってます.
また,ダイビングをする上で必要な知識を開発するため,事前にテキストを用いた学科講習を行います.そして学科講習の中で知識が開発されたことを確認するために50問程度の小テストを行います.
つまり,講習全体の流れとしては,
- テキストの予習
- 学科講習
- 限定水域ダイブ
- 海洋実習①
- 海洋実習②
- 認定
という順番です♪
それでは,個別に解説していきましょう!
事前にやっておくこと:テキストの予習・Knowledge Review(章末問題)
OW講習の受講を申し込むと,まず最初に「オープン・ウォーター・ダイバー・マニュアル」と呼ばれるテキストが配られます.このテキストには,
- ダイビングに使う器材の選び方や使用前の準備の方法,普段の手入れの仕方など
- 水中でダイビングを楽しむための自然環境や生物についての情報
- 水中で問題が起きないようにするための安全ルールや対処法
などが細かく書かれており,どれも大切な情報なのです.
なので,事前にしっかりとテキストを読み込んでおき,分からないところが極力ないように努めましょう.
また,テキストを読んで知識を開発したことの証明として,Knowledge Reviewという章末問題を解き,そのコピーを提出する必要があります.
なので,テキストの予習はダイビング前に時間的余裕を持って,しっかり頭に入れておくようにしましょう♪
学科講習・テスト
テキストの予習が済んだら,次は講習を申し込んだダイビングショップへと足を運びます.
基本的にショップでは,事前にテキストを予習したものとして,再度確認しておきたい事項や,フィン・マスクなどの実物を前にした使い方などについて講習を行います.
また,これらの知識が開発されたことを証明するため,50問程度のテストを行います.
このテストの正答率が大体8割程度だと,知識開発の証明となると記憶しております(^^♪
ちなみに,ショップによってテストをするタイミングはそれぞれで,プール講習の前にやってしまう時もあれば,3日目の海洋実習前ギリギリまで勉強を粘ってからテストを受けさせてくれる時もあります(笑)
知識開発には時間的余裕を持って下さいね!(^_^;)
1日目:限定水域(プール)ダイブ
知識開発が終了したら,次は実際に器材を装着して練習をします!!
とはいえ,いきなり海に行くのはちょっと危ないですので,ますは安全で穏やかな場所(これを限定水域といいます)で水に慣れてもらい,ダイビングで必要となる「スキル」を習得していきます♪
ここでは,
- ダイビングを楽しむときには必ず使う,基本的なテクニック
- 水中で困ったり問題が起きたりしないようにするための,安全テクニック
- 万が一何か問題が起きた時に,確実に対処できるよう備えておくべきテクニック
について,プールの水に入りながら一つずつ練習していきます.
代表的なものでは,
- BCD(ダイバーが着るジャケットのこと)への空気の出し入れ
- 口からレギュレータ(空気が出る部分)が外れた時の戻し方
- マスクに水が入った時の直し方
といった対処テクニックや,
- ハンドシグナル(手話のようなもの)
- 水中の正しい姿勢
- 浮力の調節
といったダイビングを楽しむためのテクニックなどを順番に学んでいきます.
また限定水域ダイブでは,泳力の確認も行います.とはいっても,
- 足がつかない深さの水域の水面で,10分落ち着いて浮いていられる能力
- 何もつけず200メートル泳ぐか,マスク・フィン等をつけて300メートル泳ぐ能力
といったそこまで難しくはないスキルですので,小学生程度の泳力があればそれぞれクリアできますよ♪
限定水域ダイブについては,近日中に詳しく内容をまとめるつもりです!!
これで,限定水域ダイブが終了いたしました!(^_^ )
2日目:海洋実習①
ではプールダイブの次は,いよいよ海に入ります!もうドキドキの瞬間ですね!!
この海洋実習ですが,PADIの規定ではOW講習中に4ダイブが課されています.なので,2本ずつ2日に分けて講習を行っていきます♪
海洋実習では,限定水域で身につけたスキルを,波や流れがある海という環境で実践する場です.ここでは,
- 限定水域ダイブや知識の開発で身につけたことを,実際に海で使うことで知識の定着を図り,ダイビングを楽しむ
- スキルや安全ルールに慣れ,ダイバーとして必要な基礎を完成させる
- 生物の観察や水中散歩など,ダイビングの楽しみの第一歩を安全に体験する
ということを目的として,プールで練習したスキルを実際に海で使えるか確認をしていきます.
何をやればいいか忘れてしまいそう・・・というあなた!大丈夫.安心してください.
各ダイブの前には次にやることをインストラクターさんがしっかりと教えてくれます.
これを「ブリーフィング」といい,ダイビングにおいては非常に重要な役割を持ちます.ミニ会議みたいなものですね♪
海洋実習についても,近日中に別記事でまとめようと思います!(*^_^*)
3日目:海洋実習②
3日目の海洋実習では,コンパスの使い方や浮力のとり方,その他確認できなかったスキルについて確認をしていきます.
ですがほぼ前日にスキル確認を終えているのであれば,この日は生物の観察や水中の散歩など,ダイビングの楽しみを存分に味わえる一日となるでしょう!!
この日が一番楽しいです!!!(^O^)
ということで,ダイビングをガッツリ楽しみ,終わった後は器材をお片付け.
そしてログ付け(その日のダイビングのデータを書き込む作業です.面倒臭がらずにやることで後々成長につながります)を行ったら!!
「オープン・ウォーター・ダイバー」認定です!!!おめでとうございます!!
これで,あなたは一生涯,世界中のあらゆる海で潜れるようになりますよ♪
まとめ:まずはイメージを持っておくことが大切!
というわけで,ここまでOW講習の概要を説明してきました.
なんせ内容がかなり多いものですから,全体的な流れをさらっと話したに過ぎません(^_^;)
ですが,講習がどんな流れで進んでいくのかは,なんとなくイメージが付いたと思います!
このように,ダイビングでは事前に「イメージを持っておく」ことがかなり重要になってきます.
ですので,これからOW講習に行く方.ダイビングを初めたいと思っている方にとって,この記事が少しでもお役に立つことを願っております!!
最後に,OW講習に関してPADIの公式ホームページにも記載があります!この記事を書く際も参考にさせていただきましたので,合わせてご覧ください!↓↓
みなさんの人生がダイビングによってより充実することを願っております!!
それでは,また.
Enjoy~♪