JOJO's Diving Log ! !

~ダイビングについて知りたい貴方に捧げるブログ~

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あなたが知らない「冬にダイビングをするべき4つの理由」

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えっ!冬でもダイビングできるの!?

 

出来ます!!(笑)

ということでこんにちは!JOJO's Diving Log !! 管理人のJOJOと申します.

ここ数日,10月にも関わらず台風の影響で連日雨が降り続き,寒い日が続いておりますが,体調など崩してないですか??

 

こう寒いと,さすがにもう夏の頃のように暑い日差しの中ウェットスーツでダイビングをする,なんてことはできそうにないですね・・・

 

と,思ったあなた!!

 

それが,冬でもダイビングはできるんです!!

 

というか,冬のダイビングの方が面白いんです!!!

 

夏が終わったら冬眠するなんて,もったいない!!!!

 

というわけで今回の記事では,僕が思う「冬にダイビングをするべき理由」について,4つほど解説していきます.

もし体が疼いてしまったら,すぐにでも次のダイビングの予約を取ってくださいね♪

では,参ります.

 

 

理由その1:「防寒対策をすれば快適に潜れる!」

 

真冬の海って寒そう・・・そんな苦手意識,あったりしませんか?

正直に言いましょう.

 

寒いです!!!(笑)

 

しっかりと防寒対策をしていかないと寒くて潜るどころではないです・・・

逆に言えば,「防寒対策」をしっかりしておけば,寒くても潜れるのです.

 

その防寒対策とは・・・「ドライスーツ」!

 

名前くらいは聞いたことがあると思います.こちらはウェットスーツと違い,服を着たまま上に着るスーツで,内部に空気の層があり,濡れません!さらにこの空気の層が断熱材の役割を果たし,体温が奪われることを防いでくれるのです!

また,ドライスーツでは手首から先・首から上は海にさらされるわけですが,頭部の防寒対策には「フード」をかぶりましょう!

実は日常生活において体から熱が奪われるうち,7割以上は「頭部」から放熱されるらしく(諸説アリ),頭部を防寒することで保温性が格段に高くなるそうなんです(^.^)

また,最近のフードはカラフルでかわいいものも多く,中には「ねこ耳フード」「くまさん耳フード」などの王道から,果ては「カッパのフード」など,バラエティに富んでます(笑)

ですので,頭が寒い場合にはフードをかぶればホッカホカです(^_^)

 

このように,しっかり水中の寒さ対策をしておけば,真冬の低い水温でも楽しく長時間潜ることができるんですよ♪

 

理由その2:「ダイバーが少ない!」

 

やっぱり多くの人が思うように,冬はダイビングのトップシーズンではないです(ホントは楽しいのに・・・).

夏休み・お盆の時期の土日なんかは,どこのダイビングポイントもめっちゃくちゃ混雑します!!メッシュバッグを降ろす場所がないくらい器材で溢れかえっていたり,エントリーしようと思ったら海に入るまで長蛇の列!?ができていたり・・・.

ようやく海に入って上がろう!と思っていたらエキジット口でまた順番待ちが出来てたり.
もおぉぉ~~~~って感じです(^_^;)

 

ですが,冬のダイビングポイントに来てみて下さい.

 

スッッッカラカン!!!!

とまではいきませんが,かな~り空いてます!!順番待ちなんてほぼほぼ出来ません!

さらに,夏場の人が多い時期ではお目当ての魚を見に行ったら別のグループが張り付いていて,全然見れなかった・・・なんてことも,冬ではほぼ起きません!

好きな子の写真,撮り放題!眺め放題!ですよ♪

冬の海は,なんというか「夏のウェットスーツの時期だけ楽しむっしょ!?」みたいなライトな層が敬遠する時期ですので,人がガッツリ減るんですね.

なので,かなりのストレスとなる「順番待ち」ということが減る冬こそ,純粋にダイビングを楽しめる時期と言えるのではないでしょうか!(^^♪

 

理由その3:「海が,めちゃくちゃキレイ!!」

 

ここで,一年を通した海の中のお話をさせて下さい.

 

まず春には,出会いの季節.魚やプランクトンたちは沢山の卵を産み,その卵が孵化するんです.

そうすると,水中に大量の魚・プランクトンの赤ちゃんたちが解き放たれるので,水中がもやもやするんですね.

さらに,少しずつ水温が上昇してきますので,植物プランクトンの活動が活発になり,

その数が急激に増えます.その結果,水中が緑色がかった色になってきます.

この,春先に海が濁ってくる現象を「春濁り」というんですね.

悪い時では,透明度が3~5mなんてのがあります(3m先のものが見えない状態)・・・.

 

次に夏場には,魚たちの動きが活発になると同時に,プランクトンも活発に動くようになります.魚たちは成長するため,ほかの生き物たちを捕食する,食物連鎖のドラマが垣間見れるわけです♪

ですが,まだまだ水中のプランクトンの数も多いため,透明度はまだ良くないです(8~10m程度).

 

さらに秋になってくると,プランクトンたちの活動が少しずつ穏やかになっていき,個体数が徐々に減少していきます.透明度も少しずつ良くなってきます!(10~15m程度)

 

そして冬になると,寒さのせいで多くの生物たちが息絶え,プランクトンも多くが死滅します.このため,水中の浮遊物がどんどん減っていき,透明度がグングン上がっていきます!!

濁りもなくきれいな状態だと,常に 20 m オーバー!!なんてことも!

この曇り一つない透明な水の中から,上方に見える太陽のきらめきを眺めるのが,僕はとても好きです・・・.本当に.

そうしてまた春になれば生き物が活発化し,透明度が落ちてしまうんですよね.

 

だから,透明度抜群のキレイな海に潜りたければ,真冬に来ればもう間違いなし!!なんです(^o^)/

 

理由その4:「魚の写真が撮りやすくなる!!」

 

2018年5月3日追記

理由,一個増やしました.

人間と同じで,魚も寒いと動けなくなってしまうんです.

冬場には,魚たちは岩場の陰にじっと隠れながら,春がやってくるのを待っています.

普段は動きが素早い魚も,この時ばかりは動きが緩慢になるんです.

 

はい!シャッターチャンスです!!

 

冬こそ魚たちの動きがゆっくりになるため,被写体がブレていないキレイな写真を撮りやすくなるんです!!

 

理由3の「海がめちゃくちゃキレイ!」とも合わせると,水中写真にもってこいの季節って,実は冬なんです.

夏も楽しいですが,じっくりとカメラを楽しみたい方にとっては,断然冬がオススメですね!!

 

まとめ:ダイビングを純粋に楽しむなら,断然「冬」!!

 

というわけで,ここまで冬にダイビングをするべき理由について解説してきました.

このように,冬は案外寒くないし,人が少ない.その上,海がめちゃくちゃ透明度高いんです.

ここまで言えば,ダイバーさんであれば確実に潜りたくなっているハズ,です♪

 

あなたは,夏だけ潜って冬の楽しさを一生知らない残念なダイバーさんですか??

 

それとも,純粋な海の面白さを知ることができる「冬」こそ潜りたくなってしまう,通なダイバーさんですか??

 

この記事が,あなたの人生をより面白くできることを,願っております♪

それでは,また.

Enjoy~♪