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初めて着る人へ!ドライスーツの注意点まとめ

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ドライスーツって知ってる!?

 

はいこんにちは!最近潜ってますか!?JOJO's Diving Log !! 管理人のJOJOです♪

最近気温•水温ともに下がってきましたね〜.人によっては,もう今年のダイビングは終了!冬眠だ!!と思っているかもしれませんね(^^;)

 

そんなのもったいない!!

 

実は冬の方が海が綺麗で,ダイビングをより楽しめるんですよ!!

その理由を説明した記事を以下におすすめしておきます↓↓↓

jojosdivinglog.hatenablog.com

 

ですが,水温も下がっていますので,さすがに夏場のウェットスーツでは寒すぎます・・・.

そこで今回は,冬場に活躍するダイビング器材「ドライスーツ」について,その機能と使う時の注意点について解説をしていきます.

ドライスーツの扱い方をしっかり覚えれば,冬でも快適なダイビングをすることができますよ!!

では,参ります♪

 

 

ドライスーツとは!?

 

ドライスーツとは,ウェットスーツとは違って体が「濡れない」スーツです!

スーツと体の間に空気の層が作られることで断熱材としての役割を持つため,保温性が高く,冬の寒い海でも快適に潜る事が出来る優れモノなのです!!

ドライスーツのお陰で冬でもダイビングを楽しめるようになったんですよ(^^)

主な特徴として,

  • 背中に密封性の高い(加えて折れやすい)ファスナーがあり,ここから着脱する
  • 胸のあたりにタンクから伸びた中圧ホースを接続する場所があり,ボタンを押すと空気が流入する
  • 肩のあたりに空気を排出するためのバルブがあり,オートもしくは手動でスーツ内の空気を出せる

といった点が挙げられます!

このようにウェットスーツと比べても高機能である分,繊細でお値段も高いので,扱いには注意が必要です.

ではどのような注意点があるのか,順番に見ていきましょう♪

 

着る時の注意点

 

「ファスナーを踏まない!」

ドライスーツは背中にファスナーが付いており,ここから着脱を行います.このファスナーを着脱時に一回でも踏んでしまうとファスナーが折れてしまい,密封性が低くなってしまいます.

つまり,背中から水が入るようになり,ドライではなくなってしまうのです・・・.

こうなるとそのドライスーツは着れません・・・修理に出さないとダメです.修理代が高いです.

絶対踏まないように注意して下さい!!

 

「爪を立てない!」

ドライスーツは首元・手首がゴムで出来ており,スーツ内への水の浸入を防ぎます.このゴムの部分が結構柔らかいので,着脱時にうっかり爪を立ててしまうと亀裂が入り,最悪破れてしまいます.

そうなると手首や首から水が浸入するためドライなのにウェットになります.寒いです.修理です.

なので絶対に爪は立てないようにして下さい!!特に,前もって爪は切るなどして整えておいて下さいね!

また同様の理由で,ネックレスなどのアクセサリー類はゴム部分を傷付ける恐れがありますので,潜る前には外しておきましょう.

 

「必ず前もってトイレに行っておく!」

ドライスーツはウェットスーツに比べて着脱に時間がかかります.

またダイビング中は水圧の影響でトイレが近くなります.

なので着る前にトイレはしっかり済ませておきましょう!!

ドライでのダイビング中の尿意はかなりしんどいです・・・楽しめなくなってしまいますからね(^^;)

また,ダイビング中は意外と汗をかくのでこまめな水分補給は大事なのですが,利尿作用のあるコーヒーやお茶は極力避けるようにして下さい!

 

ダイビング中の注意点

 

「背中のファスナーは忘れずに!」

ドライスーツは首元をゴムで締めつけて密封しているため,ちょっと苦しいです.なので陸上では背中のファスナーを開けておくと,新鮮な空気が入り快適です.

ですが勿論,潜る時にはファスナーは閉めましょう!忘れると悲惨です!!

バディ同士,ファスナーの開け閉めには注意をしておきましょう.

「座らない,膝をつかない!」

ドライスーツは非常に繊細で高価な器材です.スーツにちょっとでも傷がつくと穴が空き,そこから浸水してしまいます.(水没と言います)

水没の主な原因はスーツと岩や地面がぶつかって穴(これをピンホールと言います)が空いてしまうことです.

水中で流れに揉まれて岩にぶつかってしまうのは致し方ありませんが,陸上で座ったり膝をつく事は極力避けましょう!尖った部分をなんかに座ったらすぐ尻にちっちゃい穴が空きます!!

やむを得ない場合はよく座る場所を確認してから,ゆっくり座って休みましょう!(´・ω・`)

 

「バルブを上手く使おう!」

ドライスーツには2種類のバルブが付いています.胸についてるのが「吸気バルブ」,左肩のものが「排気バルブ」です.

水中では水圧がかかりスーツが押し潰されて苦しくなるので,吸気バルブから空気を入れることによって圧迫感を解消できます.

ですが入れ過ぎると浮力がつき過ぎて,急浮上の原因となります.

なのでエントリー直後で空気が入っている時や,スーツ内部の空気を排出したい時には,一度かかとを下に向けて直立し,左肩を上にして,左腕をパタパタと動かします.するとバルブから排気されます.

深度が浅くなる時にはあらかじめ排気をして,浮力を減らしておきましょう♪

 

「ウェイトは重くしよう!」

ドライスーツは上記の通り内部に空気が入っているため,ウェットよりも浮力が大きいです.ですので,その分だけウェイトを重くしておきましょう.目安はウェットの時から+2kg位です.

実際1本目を潜ってみて,2本目から調整するようにしましょう!

 

脱ぐ時の注意点


「ファスナーを洗う!」

他の器材と同じように,ドライのファスナーも潮噛みを起こします.

これを防ぐために,潜った後は湯船またはシャワーでバディのファスナーを指で洗ってあげましょう!

終わったら自分のもお願いしましょうね♪

 

まとめ : 正しく扱えば冬でも快適に潜れる!!

 

というわけで,ここまでドライスーツについて解説をしてきました.

ドライスーツを正しく扱えるようになれば,冬場でも寒い思いをせず快適にダイビングを楽しむことが出来るんですよ!!

夏場のトップシーズンだけ潜って,冬場は冬眠・・・なんて,すごく勿体無いです!!

これを読んだあなたが,是非とも冬のダイビングを楽しめることを祈っております!

ここまで読んで下さり,ありがとうございました♪

では,また.

Enjoy~♪